物語のある椅子、家具
「大工の手」
・製 品: KM.2/hashira-table B
・デザイン:Koizumi studio 小泉誠
・製 作: 相羽建設株式会社+大工
「大工の手」のダイニングテーブルを自邸に設置したNさんのお住まいを訪ねて……
右の椅子「4110」は、1950年代にデンマークのカイ・クリスチャンセンがデザインした椅子。「大工の手」テーブルに合わせてNさんが購入されました。本国デンマークでの生産が終了した後もヴィンテージ品が世界中で愛用されており、現在は日本の宮崎椅子製作所だけが復刻版をつくっているのだそうです。
そして左は、家具デザイナーの小泉誠さんがデザインした「bo-chair」。こちらも同じく宮崎椅子製で、ウィンザーチェアの名手だった家具作家 村上富朗さんが逝去された後、お世話になった村上さんへのオマージュとして小泉さんがデザインした椅子です。
…
「良いデザインであっても
つくられなくなってしまうことがあり
逆に良いデザインがあれば
国を越えて つくり継がれることがある
想いがつながっていくことがある」
ものづくりがつながっていくことの素晴らしさを感じるエピソードです。
デザイナー、つくり手、使い手。
その誰かが欠けると止まってしまうけれど、それを埋める誰かがいれば、再びまたつながっていくーー。
家づくりに用いられる誠実な素材から生まれる「大工の手」。
つくり手の想いと「良質なデザイン」を伝える宮崎椅子の姿勢。
両者に共通するのは、人と人をつなぐ物語なのかもしれません。
あなたの暮らしの中にも、
「物語」のある椅子や家具を置いてみませんか?
■相羽建設株式会社
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「大工の手」・製 品: KM.2/hashira-table B
・デザイン:Koizumi studio 小泉誠
・製 作: 相羽建設株式会社+大工