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1000の家具
2017.02.04
「大工の手」のものづくりがはじまったのが2014年10月。
地域の職人とデザイナー、工務店、素材メーカー、
みんなが集まって「わざわ座」という活動がはじまり、
家をつくった大工さんがその家の住み手である家族のために
家具をつくる「大工の手」が、
全国各地で進められてきました。
工務店での試作やワークショップなどで生まれた家具もふくめると、
生み出されてきた総数は1200点を超えていますが、
正式に販売され、
住み手のもとに届けられた「大工の手」に
つけられたシリアルナンバー入りの認証タグが、
この冬に1,000番を迎えました。
節目としての「1,000」。
そのタグは、奇しくも
家具デザイナーの小泉誠さんが設計し建築が進められている
富山の能作さんの本社屋に設置される
「大工の手」キッチンにつけられることに。
つくる人とつかう人
その両者の想いやつながりを生み出しながら、
職人による手仕事に光をあて、デザインとものづくりの在り方を
見直していくこの活動を、これからも
じっくり、ゆっくり、しっかりと進めていきたいと思います。
『能 作』 http://www.nousaku.co.jp