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わざわ座で「希望を耕す」
2015.11.20
ホームショー二日目、
新建新聞社「ミライセッション2015」では
「これからのものづくりと手仕事を考える」と題して
三つのトークセッションが開催されました。
三つ目のセッションでは一座のデザイナーである
小泉誠さん、伊礼智さん、東京大学教授の松村秀一さんの
セッションが三浦祐成さんのコーディネートで行われました。
セッション終盤で松村先生が語った言葉
「希望を耕す」がすごく印象的だったので
ご紹介させていただきます。
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「生活に近いところ、
生活者の感覚に近いところで
つくり手がものづくりを考えることが
本当に大切になってきている。
生活実感に近いところから
空間をつくり上げることや、
そのための家具をつくり上げられる
センスが大事になる。
もしそんな環境が実現できた時、
きっと工務店はぐっと変われるだろう。
いろいろな展開に発展していける
一つのきっかけが今、
訪れつつあるのかもしれない」
(中略)
「自らの仕事と生き方が
ものすごく関係していく段階にきている。
『自分がどう生きていくか』
それはつくり手においても、
住み手においても同じ。
渾然一体となってくる時代に入ってきている。
生活にとって欠かせない
『デザイン』という重要な要素と、
ものづくりに欠かせない
『大工さん』という技能者の要素を
組み合わせている
わざわ座の活動は、
未来につながる取り組みであり、
『希望を耕す』
ことにつながるんじゃないだろうか」
—–
わざわ座に参加するメンバーにとって
大きな勇気をいただいた時間でした。
本当にありがとうございました!