和歌山・大阪で木の家づくりに取り組む座衆「大彦」は、明治初年（1868年）創業、七代続く老舗工務店。同社では数寄屋建築や和風建築などに長年取り組む中、社員大工を擁しながら若手の大工さんや職人さんの育成にも関わってきました。
住宅業界の新たな分業により、職人の仕事に光をあてようとする「わざわ座」の活動趣旨に共感し、この2016年から活動に参加、職人とともに「大工の手」のものづくりに取り組んでいます。

同社のFacebookでは建築家の伊礼智さんがデザインした「大工の手」のベンチやローテーブル、丸テーブルの製作過程の様子や、完成して家に収められた写真が紹介されています。
地域の工務店が職人の手仕事をいかに伝え、心地のいい木の家での暮らしを届けているのかーー。
ぜひわざわ座に取り組む全国の座衆の活動にご注目いただき、そのものづくりを応援していただければと思います。